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霰粒腫手術体験記

要約

瞼に米粒の半分くらいの大きさのできものが発生し2週間ほど様子を見たが治らなかったので眼科に行った。眼科で医師に「これは霰粒腫で、切開手術しないと治らない」と言われ、その場で瞼の裏を切開した。その後1週間経過観察をし問題なく治った。

 

霰粒腫とは

まぶたの縁にあるマイボーム腺(脂質を分泌して涙の蒸発を防ぐ働きを持つ器官)が詰まり、そこにおかゆのような脂肪がたまって、まぶたにコロコロしたしこりができる病気。また、分泌される脂質の粘度が高くなり、マイボーム腺の出口に詰まりやすくなることでも発症する。麦粒腫(ものもらい)と似た症状が見られるが、痛みをほとんど伴わない点、細菌感染が原因ではなく無菌性の炎症である点が異なる。乳幼児から高齢者まであらゆる年代に発症する病気で、人にはうつらない。また、腫れ物が細菌などに感染し炎症を起こした場合を急性霰粒腫、その炎症部位が化膿した場合を急性化膿性霰粒腫という。地域によっては「めいぼ」「めぼ」などと呼ばれる。

マイボーム腺が詰まる原因は、ホルモンバランスの乱れで分泌液の粘度が高まってしまうことや、化粧品などが詰まってしまうことなどが挙げられる。また、油脂の多い食生活も原因の一つと考えられている。

霰粒腫とは(症状・原因・治療など)|ドクターズ・ファイル

一般的にものもらいと呼ばれている(?)麦粒腫とは似ているけど違う病気らしいです。

 

発生~眼科に行くまで(2022/01/01頃~01/13)

ふと鏡を見てみると瞼に米粒より小さいような紫っぽいできものがあることに気がついた。
見た目以外には特に何も違和感を感じておらず自然に治るかなと思い経過を観察していたのだが、01/12頃に鏡を見てみると少し大きくなっているような気がしたので、01/14に眼科に行くことにした。

 

眼科受診1回目&切開手術(01/14)

仕事を少し早く切り上げて夕方に適当に近所の眼科に行ってみた。
眼科そのものに行ったのは20年ぶりくらいかもしれない。(覚えていない)

症状を話し、目に光当てて見るやつ(詳細不明)で診察してもらうと、「これは霰粒腫で、切開手術しないと治らない」と言われた。
事前にググってて、そのような可能性もあるとは思っていたが、かなり小さかったし目薬くらいで済むかなあと思っていたのでやや想定外であった。
瞼の切開手術とか怖すぎるので、手術しなくてもなんとかならないかと聞いてみたが、それは無理と言われたので、覚悟を決めた。

まずは手術の前に、眼科でありがちな検査(視力検査・眼圧検査・その他よくわからん検査)を一通り受けた。

その後すぐに手術になりそうだったため、手術前に情報を仕入れて安心感を得たかったのもあり、トイレに行き色々ググった。(手術中にトイレに行きたくなるのは嫌だというのももちろんある)
ググったところ、麻酔で針が刺さるのは痛いがそれ以降は大して痛くはなく、すぐに終わるとのことだった。ただ、瞼を裏返して内側を切るという情報を見て恐怖が増える側面もあった。

トイレから戻ると、さきほどの検査結果を聞くことになった。
基本的に問題ないが、緑内障の可能性があり、追加で検査するとのことだった。
問題ないのに緑内障の可能性とは?と思いつつ、闘病漫画の1ページ目にありそうな場面だなと思っていた。
謎の機械(ゴールドマン視野計という名前らしい)を用いて、視野の測定を行った。
簡単に言うとパラボラアンテナみたいなやつの上で光った点が見えたらボタンを押すという検査だったが、端の方でクソ低い輝度で光っているかどうかわからんようなやつもあり不安が高まった。

ゴールドマン視野計 | 池袋サンシャイン通り眼科診療所

もし緑内障だったらディスプレイ見続けるとか難しくなるだろうし趣味の大半も制限されそうでやばいよなあなどと漠然とした不安を持ちながら結果を聞きに行くと、問題ないとのことで非常に安心した。

手術台(ただのベッド)に横になり、まず瞼の付近に何発か麻酔を刺された。
(意識すると痛そうなので、詳細はわからない。)
ここが一番痛いみたいな話を見たがそれほど痛くは無かった。
その後、麻酔が効くまで数分間ガーゼを当てていた。
医師はその間に他の人の診察をしていたのだがその人の話がとても長く、麻酔がきれてしまうのではないかと思った。
診察も終わり医師が戻ってくると、手術が開始された。
目の付近をつままれ光を当てられ、瞼が何回か切られる感触があった。
切りつけられる感覚はありそれなりには痛かったが、覚悟していたこともありひどい痛みを感じるということはなかった。
この瞬間に大きな地震があったらどうなるんだろうみたいなことを考えていると、手術は1分くらいで終了した。
終わった後は軟膏のようなものを塗られ、ガーゼでおさえるように指示された。
数分後経過を観察し、問題ないようだったので眼帯をして終了となった。
経過観察のため明日また来るようにとのことだった。
(おそらく)眼帯をするのは初めてだったので少しだけテンションがあがった。(中二病
眼帯の中で目を開いた状態のほうがいいのか閉じた状態のほうがいいのかよくわからなかったため窓口で聞いてみたが好きにすれば良いとのことだった。(中途半端に過ごすことにした)
帰り際に診察券をもらいカードケースにしまった。

カードケースの中の病院の診察券の枚数を見て加齢を感じた。

問題なく終わって良かったと思いながら徒歩で帰っていると、道中で麻酔が切れてきてクソ痛くなってきた。
眼帯つけて痛みを堪えながら変な動きをしている変な表情のやばいやつと化しながらもなんとか帰宅した。

痛みはあったものの、目もうまく使えないし寝た方が良いだろうと思いすぐに寝ることにした。

眼科受診2回目~(01/15~)

朝起きてみると基本的に痛みはほとんど無くなっていた。
眼帯を取ってみると、ガーゼが血だらけになっておりOh...となった。
霰粒腫の跡を見てみると、無くなっているようだった。

多数の失敗をしつつ目薬をさし(とても苦手)、病院に向かった。

診察の結果、問題ないとのことで、後は目薬して様子見とのことだった。
次ならないように気をつけることを聞いたところ、原因はよくわかっていないので特に無いとのことだった。(ググると色々出てくるので参考になるかもしれない)
ただし、症状が出てから早めに受診することで点眼等でなんとかなることもあるので、早めの受診がおすすめであるとのことだった。

その後は頑張って目薬を1週間ほどさし続け、無事もとに戻った。

 

まとめ

霰粒腫で切開手術となったが、多少痛いくらいでなんとかなった。
目に何かあれば手術になる前に早めに眼科を受診しよう。