生活に役立つTips by sow_te

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Macでpbibtexが使えない問題の解決法

【この記事は代筆です】
 
 
texでの論文作成の際にbibtexを利用している方は多いと思いますが,日本語を参考文献に含めると文字化けが起きる可能性があるため,pbibtexなどを用いて処理したいことがあります.

しかし,奥村晴彦先生の『LATEX2e 美文書作成入門改訂 (第5版)』を使ってMactexの環境を導入していた場合,pbibtexを使おうとすると

sh: nkf: command not found
This is pBibTeX, Version 0.99c-j0.33 (utf8.euc) (TeX Live 2009)
The top-level auxiliary file: test.aux
The style file: jplain.bst
Database file #1: myrefs.bib
Warning--I didn't find a database entry for "◯◯"

 


といった表示が出てコンパイルできません.どうやら,nkfコマンド(文字コードを変更するコマンド)がありませんとか言っているようです.ちなみに,僕はいわゆる普通のコマンドパスにはnkfをインストール済でしたが,それでもnkfは動きませんでした.

これは困ったと,ググってみたところ
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=964

に解決策が書いてありました.

注意ですが,これは上にも書いたように,LATEX2e 美文書作成入門改訂 (第5版)』を用いて環境導入した人にしか意味がありません.気をつけて下さい.

抜粋すると,まず
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/bibun5/
にアクセスし,下の方にあるMac用のnkfをクリックして,nkfコマンドをダウンロードします.

f:id:sow_te:20150121163620p:plain


次にダウンロードしたファイルを

/usr/local/texlive/p2009/bin/i386-apple-darwin10.3.0

 

に置きます.ちなみに,GUIでこれを行う場合,Finder→移動→フォルダへ移動を選び,フォルダの場所として上記のパスをコピペすれば,簡単にそのパスへたどり着けます.

f:id:sow_te:20150121163648p:plain

f:id:sow_te:20150121164058p:plain


その場所へnkfを置いたら,最後にターミナルを起動して

sudo chmod +x /usr/local/texlive/p2009/bin/i386-apple-darwin10.3.0/nkf

 

を入力して,nkfコマンドの権限を変更してあげると完了です.

奥村先生の名著でtexを導入した方は,これでさらに快適なtexライフをお送りください.
 
 

LaTeXの通常の文中(数式モードではない)で綺麗に二重に()を使用する方法

通常の文中で,(この(ように)),二重に()を使うと,外側の()の大きさが小さくて不自然です.

そこで,$\left(hoge \text{(huga)}\right)$のように,\textを使うとhugaの部分を(数式モードではなく)通常文で記述しながら,括弧をきれいな大きさにすることができます.

工学部二号館警備員室

  • (事務室が開いてない時間に)何か事故があったとき
  • 忘れ物をするなどで,鍵が閉まっている部屋に入りたいとき

などのときには,二号館警備員室にいくと,警備の人に対応してもらえます.

 

場所はこのイラストにある場所です.(二号館住民ならわかるはず)

 

f:id:sow_te:20150109231051p:plain

やよい軒の朝食

いろいろな店で朝定食を売っていますが,やよい軒の朝食は

  • ご飯・漬物食べ放題
  • 納豆朝食なら)すぐでてくる
  • 生卵・味噌汁・冷奴付き

で,

  • 納豆朝食 370円
  • 目玉焼朝食 460円
  • 銀鮭朝食 530円

と非常に良いコストパフォーマンスを誇っています.(メニュー | やよい軒

 

食べられるのは5:00-11:00です.

 

お近くの店舗がこの時間にやっているかはこちらでご確認ください.

LaTeXでキャプションのスタイルを変更する(usepackage{caption})

キャプションのフォントサイズを変更したり,長いキャプションの改行位置を整えたいときがあります.

改行位置を整えたいというのは,デフォルトだと

図 1: 非常に長いキャプションをつけて丁寧にその画像が何を表しているのか説明したいときがあるよね仕方ないねこうなったからにはとことん説明してやろうじゃないか

というように,図番号の下にもキャプションが来てしまうのを,

図 2: キャプションの改行を
         自然にする

のようにしたいということです.

 

そこで,プリアンブルに

\usepackage[format=hang,font=scriptsize]{caption}

と記述します.([]内のオプションは例)

すると,改行位置の変更とフォントサイズの変更ができます.

このcaptionパッケージはオプションが充実していて,図をFig.にすることや,コロンをピリオドにすること,キャプションの位置をmarginで調節することなども簡単にできます.

参考:A Big Fish in a Little Pond (もきログ): LatexのCaptionのカスタマイズに関する防備録

 

 

(以下は環境と場合に依存するようです)

これだけだとTeXが無限のエラーを生成する場合がまれにあります.

 

解決方法は,ragged2e.styとeverysel.styというファイルを.texファイルと同じディレクトリに作成するというものです.

ragged2e.styとeverysel.styというファイルの中身は空にしてください.

参考:すずめのおどりあし TeXのcaption

 

これで設定ファイルを編集することなく楽にcaptionがいじれるようになると思います.

LaTeXで上位のディレクトリにある画像を参照する

いくつかの.texファイルで画像を共有する際,いちいち画像を複数のディレクトリにコピーするのは面倒です.

そこで,.texファイルが置いてあるディレクトリの上位にpictureディレクトリを作成してそこを参照できるようにしたいです.

絶対パスは環境の変化に弱そうなので相対パスを使いたいです.

たとえば,

  • kenkyuu2013
  • kenkyuu2014
  • kenkyuu2015
  • picture

という4つのディレクトリを含んだkenkyuuというディレクトリがあり,

kenkyuu2014の中に含まれる.texファイルからpictureの中のhoge.epsを参照したい場合には

プリアンブルに

\graphicspath{{../picture/}}

と記述し,

画像を挿入したい箇所に

\includegraphics{hoge.eps}

と記述すると読み込めます.

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コメントがあったら優先的に書くかもしれません。

 

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