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在籍学生割合で考えるeeic研究室所在地分布

この記事はeeic Advent Calendar 2016 その2の8日目の記事です。

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はじめに

東京大学工学部電気電子工学科及び電子情報工学科(いわゆるeeic)では,3年生の授業は本郷キャンパスで行われますが,4年生の研究室配属では本郷・浅野・駒場・柏キャンパスに存在する研究室に配属されることになります.また,大学院に入学する場合は本郷以外の研究室の割合が増加します.

以前,電気系は4年生以降どのキャンパスにどの程度の割合で所属しているのかということを質問されたことがあったので本稿ではその点を分析してみたいと思います.

各研究室の所在地及び所属学生数を調べ,電気系学部4年生及び修士課程学生が各キャンパスにどのような割合で在籍しているのかを調査しました.

 

調査手法

調査対象とした電気系研究室は60研究室とし,その具体名は最下部の附録の表の「研究室名」の列に記載されています.電気系研究室の定義は電気系同窓会の教員一覧を参考に決定しました.様々な理由により,教員一覧の中から私の判断により幾つかの研究室は除外されております.

研究室の所在地及び所属学生数はその一覧に掲載されている教員の研究室のWebサイトにアクセスし,人間(私)がパースすることで取得しました.(処理時間4時間)

 

算出手法

4時間かけて作成した附録の表を用いて各キャンパス{i}の学生の総和{n_i}を求めて,キャンパス{i}在籍している割合{x_i}

{x_i = \dfrac{n_i}{ \displaystyle \sum_{i=0}^{N} n_i}}

として算出しました.

複数キャンパスに拠点を持つ研究室は私が適当に人員を分配しました.

 

結果と感想

 

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その他としては,秋葉原・相模原・神保町(NII)がありました.

 

学部4年生の合計が152人,修士課程学生の人数が401人という結果となり,選んだ60研究室でおおよそ電気系の学生を網羅できているのではないかなと感じました.(感想)

予想通り,大学院に進学すると(浅野を含めても含めなくても)本郷キャンパスに在籍する学生の割合は大きく下がるようです.

 

おわりに

本稿では,電気系学生について各キャンパスにどのような割合で在籍しているかを,学部4年生・修士学生の2つについて調査しました.今後進学を考えている学生の一助となると良いと思います.

60研究室のWebサイトを見て回りましたが様々なクオリティのものがあって興味深かったです.(非常にオブラートに包んだ表現)

 

今後の課題

暇だったらあとでやるかもしれません.(やらなそう)

気になったらぜひやってみてください.(これ以外でも)

  • 各専攻ごとの分析(面白そう)
  • 日本人Dの数・割合の分析(闇っぽいけど面白そう)
  • 分野ごとの分布
  • 表を利用した各研究室の学生分布の可視化
  • 内部進学者の可視化(大変そう)
  • 研究室Webサイトの分析←こんな感じ

 

 

 

より実情に近い修正点等ありましたら是非コメントorリプorDMください.

 

 附録

 データ表

(実ファイルは知っている人なら声かけていただければなんらかの手段でお送りします.)

github等に上げろというのはね,わかる.

 

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