WindowsでC言語プログラミング(Visual Studio Community 2015)
不確かな点も多いので,プログラミング強者のコメントをお待ちしています.
わかりにくかったり,できなかったりする点がありましたら是非コメント下さい.
大学の課題でC言語プログラミングをすることがあるかもしれません.
授業で使う環境はいろいろでしょうが,MacあるいはUbuntuを使うことが多いと思います.
しかし,自分で使える端末はWindowsしか持っていないという人もいるでしょう.
そこで,Windows機でC言語でHello, Worldを出力できるようにする方法を書きます.
使うソフトはVisual Studio Community 2015です.
Visual Studioは統合開発環境であり,プログラミングから実行までをサポートするソフトです.
大学の授業では(少なくとも電気系では),テキストエディタに書いたプログラムを保存し,そのファイルをコンパイルし,実行ファイルを実行するという手順を踏むと思います.
しかし,統合開発環境では,ごく簡単なキー操作やGUI操作で実行可能です.
また,他にも多くの機能があり,プログラミングをサポートしてくれます(詳しくはググってください).
まず,下のリンクからVisual Studio Community 2015をダウンロードします.
次にインストールですが,基本は特に問題なく進むと思います.
カスタム等はいらず標準インストールで大丈夫です.
時間がかかるのでゆっくり待ちましょう.
たしか再起動が必要なので再起動します.
その後,スタートメニューのどこかにあるVisual Studio 2015を起動します.
そして,Ctrl+Shift+Nを押します(あるいはファイル→新規作成→プロジェクト).
するとこのような画面が出てくると思います.
ここでVisual C++をクリックします.
すると下のような(すでにインストール後なので少し違いますが)画面になると思います.
そして,「Windows Visual Studio Tools for Desktop をインストール」を選択して,右下のOKを押します.
その後出た画面でインストールを押します.
これで,C言語(本当はC++)の環境をインストールします.(また長時間かかります.)
途中Visual Studioを落とせみたいなことを言われるので,Visual Studioを終了します.
なぜこんなことになっているかというと,今回からC++は標準ではなくなってしまったからです.(Windows的にはC#推しだから?)
(カスタムインストールでも良かったのですが,私がやっていないので…)
さて,インストールが終わったら,Visual Studioを再起動し,Ctrl+Shift+Nを押します(あるいはファイル→新規作成→プロジェクト).
そしてVisual C++を選択するとこのような画面になっていると思います.
Win32 コンソール アプリケーションを選択し,
下の名前のところでConsoleApplication1となっているところを変更して名前をつけ,OKを押します(今回はHelloWorldとかでよいでしょう).
すると,下のような画面が出てくるので,完了を押します.
しばらくすると,この画面になり,いよいよプログラミングの段階になります.
僕もよくわかってはいないのですが,最初の#include "stdafx.h"はいわゆる#include <stdio.h>だと思って問題ないと思います.(コメントお待ちしています)
Hello, Worldを出力する文を書きます.
そしてCtrL+F5を押すと,ビルド(コンパイルみたいなもの)しますか?と聞かれるので「はい」を押す.
そうすると続けて実行もされるので以下の様な画面になるはず.
これでHello, Worldは成功です.
ここで,ウィルス対策ソフトに警告をうけるかもしれません(avastだと警告されました)(怪しいプログラムなのは間違いないので...)
そのときは,少しの間ソフトを無効にするか,projectのディレクトリを例外にしましょう.
ここで作ったプログラムは,他の環境でも実行できるとは限らないので授業課題等で提出する場合は提出先の推奨環境での動作確認をおすすめします.
(そもそもC++ですし...)
最後にVisual Studioの便利な機能紹介サイトを貼っておきます.
他にも山ほどあると思うので,御覧ください.
Visual Studioを使いこなせるようになると,色々楽にできて便利になると思います.(私はあまりできない)